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ビニールハウス越しの世界。

最近になってようやく感覚が、元に戻ってきたような気がします。

とても言葉にするのが難しく、表現のしようがないのですが、うつになってからずっと、自分を取り巻く世界がまるで薄い膜に覆われているような、フィルターを通して接しているような、そんな妙な違和感がありました。

たとえるなら、ビニールハウスの中から、外の景色を眺めている感じ…

ガラス程透明じゃなくて、曇りガラスほど見えない訳ではない。

頭では季節を理解していて、感覚も確かにあるのだけれど、実感がないとでも言うのでしょうか。

こう言うのを擬人症とでも言うのかもしれません。

リーマスを飲み始めてから、仕事に行く億劫感も大分無くなったし、この妙な違和感も大分薄らいできました。

去年の夏頃、肉体的にも精神的にも一番きつかったのですが、暑くて身体がだるくて、セミの鳴く声がうるさくて、夏だと分かっているのに、仕事帰り駐車場を歩きながら、何故か周囲の景色が現実感が無くて、プラスチックケースの中に閉じこめられているような、閉塞感を感じたのを覚えています。

感覚が戻ってきた今から思うと、やっぱり病気だったんだなと思います。

職場の先輩方の話し声も気にならなくなってきたし、気の持ちよう、考え方次第だと思っていたけれど、これは全く別の物だと思います。

自分の感情が自分の物ではなくて、小さな薬の成分一つで変化させられてしまうのは、何だかなぁ…と思う部分はありますが、正常に戻りつつあるのだろうと思います。(正常の基準も曖昧ですが…)

職場では休日の多い私のシフトを、訝しむ人もいるようで、今までずっと避けてきたけれど、自分の病名を職場の人にカミングアウトしないといけない時が来るかもしれません。

正直、家族にすら伝えられずにいるのに、第三者にうつだと告げるのはとても抵抗があります。

上司君や同僚があえて聞かずにいてくれるのが、とても有り難いと感じました。

胸を張ってと言うのはおかしいけれど、自分の病名を隠さずにいられればもっと楽なのになぁ…と、思う今日この頃です。

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