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君のために出来ること。

Cocolog_oekaki_2009_11_15_22_22 ここ連日、我が家のご長寿犬、ハスキーミックスちゃんの介護に付きっきりの毎日です。

何だか犬に始まり犬に終わる生活で、仕事に出るまでに一回、帰宅後また一回介護するのですが、これがなかなか大変で、気力、体力共に削られる思いがします。

早朝だろうと、真夜中だろうと関係なく、床ずれの傷みや、排尿の気持ち悪さから、うめき声を上げるので、私の睡眠時間も削られてしまって、風邪がまた悪化してしまいました。(T_T)

でも、これも可愛い我が弟のため。(わんこ達は皆私の弟であり、妹であります)

老体に鞭打って、寝たきりなのに番犬としての仕事は忘れず、来客があると知らせてくれるし、床ずれも痛いだろうに、穏やかな目をしてるので、この信頼を裏切るわけにはいかないと固く誓っています。

日々状態は変化するのですが、今月に入ってから調子が悪くなってしまって、寒さや天候の悪さが、諸に体調に表れるようになりました。

熱もあるのか、頭が熱く、床ずれの患部は黄色い膿と、酒粕のような発酵臭がして、痛みのため呻き続ける状態にまでなってしまいました。

食も細くなり、目もうつろで膜が張ってあるような感じだったので、介護職をしている弟(もちろん人間です)に診てもらいました。

鼻を突くような臭いがして、脱水症状を起こしているかもしれないので、医者に診せた方が良いのでは?とのことでした。

両親は医者に診せたところで、良くなるわけではないので、獣医さんに連れて行くことには、あまり乗り気ではありませんでした。

でも痛みから一晩中呻き続ける姿を見てるのがとても辛く、不憫で仕方がなかったので、弟の薦めもあることだし、せめて痛み止めだけでも貰ってあげたいと話したところ、ようやく獣医さんに行く許可がおりました。

それでも父上は、いたずらに延命することで、かえって本犬を苦しめることになるのではないか?と、最後まで乗り気ではありませんでした。

かかりつけの獣医さんに電話をしたところ、あいにく院長は不在だったのですが、代理の先生が薬を出してくれることになったので、ホッとしました。

寝たきりのハスキーミックスちゃんを連れて行くのは難しく、どうしても診察が必要なら、往診を頼むしかないと思っていたのですが、かかりつけだったこともあり、診察なしで抗生物質と、ゲンタシンという床ずれの薬を出してもらえました。

このゲンタシンという薬は、実際の介護の現場でも使用されている薬なのだと、弟が言っていました。人間用の薬ではあるのですが、犬にも使えるようです。→ゲンタシンとは?

人間の薬の動物への代用は結構いろいろあるようで、友人と一緒に子猫を獣医さんに連れて行った時も、リポビタンDを皮下注射して与えていました。今は私もハスキーミックスちゃんに、エスカップやチオビタドリンクなどを飲ませています。食が細い時に飲ませているせいか、少し食欲も戻ってきて、栄養剤も馬鹿に出来ないなぁ…と思いました。

獣医さんで貰った抗生物質が効いてきたのか、熱も下がってきて、黄色い膿も減って、身体を動かすようになってきたので、もう少し早く獣医さんにお願いしておけば良かったかなと思います。

床ずれの患部にタオルでドーナツ型のクッションを作って、保護するようにと獣医さんから指示されたので、早速作ってみました。

F1040302 何だかへなちょこはちまきみたいですが(^_^;)

最初に3つ作ったのですが、あっという間におしっこを漏らされてしまって、あえなく2つ駄目にしてしまいました。

こう言うのは、人間用のドーナツクッションなどと同じですね。

床ずれの患部には、介護現場でも使われてるラップ療法(ラップを患部にペタって貼り付けるだけだそうです。浸出液を閉じこめて、治癒効果を高める働きがあるらしいです)を弟から教わったのですが、早速実戦したところ、本犬が動くので患部から外れてしまって、上手く機能しませんでした。

人間だったら、大人しく患部をそのままにしておいてくれると思うのですが、犬だけに、気になって身体を動かすので、せっかく保護しても、外れてしまうことが多いのです。

そんなわけで、床ずれの患部の保護は思いの外難しく、悪戦苦闘しました。

初めはガーゼを当て、包帯で縛っておいたのですが、本犬が動くため、ガーゼは外れてしまい、患部がむき出しになってしまいました。

ガーゼが駄目ならと思いついたのが、生理用のナプキンで、ナプキンを当てて、包帯で縛ってみました。しかしこれも本犬が動くのと、おしっこを漏らすので、駄目でした。包帯がおしっこを吸ってしまって、びしょびしょになってしまい、結局廃棄することになりました。

毎日新しい包帯と、ガーゼを買っていたら、経済的にも厳しいため、困ってしまいました。

そこで思いついたのが、介護用ハーネスと、赤ちゃんのおむつを組み合わせる方法です。

赤ちゃんのおむつは、お嬢様犬達のおむつ用として買っておいた物で、普段はしっぽ穴を空けて、履かせていました。(犬用おむつは高いので、人間の赤ちゃんのおむつを使っています。我が家ではマミーポコが人気があります)

F1040281 F1040284

付けたところがこんな感じです。

ハーネスと首輪で、おむつを挟んで押さえているので、多少はずれますが、患部がむき出しになることはないので、助かってます。

おむつも大きいので、なかなか重宝します。

本犬も嫌がらないので、助かります。おむつ代はかかりますが、毎日包帯とガーゼを購入することを思うと、経済的だったなぁ~と思ってます。

ハスキーミックスちゃんの介護生活が、あとどれくらい続くのかは分かりません。

いつお迎えが来てもおかしくないし、それはもしかしたら私が仕事で不在中の時かもしれないと言う思いは常にあります。

最後の時に誰か側にいてくれれば、安心だと思います。

本当は私が最後まで側にいたいけれど、家族の誰かが側にいるのなら、苦しい思いをして帰りを待っていてくれなくても良いと思っています。

やれるだけのことはしているつもりです。

自己満足なのかもしれません。

最後まで投げ出さず、看取ることが、私の責任だと思います。

犬を飼い始めた時は、こんな介護生活がその先にあるなんて思いもしませんでした。

何だかずっと元気なまま、居てくれるのが当たり前だと思っていたので、現実はもっと厳しかったと改めて思い直しました。

旦那さんの転勤で、愛犬を実家に預けたまま、最後まで面倒を診てあげられなかったと、同僚は言っていました。

私が老犬介護をしていると話すと、手放した犬への思いが蘇るようで、今でも心残りになっていると言っていました。

私の犬は最後まで面倒を診てもらえて、きっと幸せだと同僚は言っていました。

本犬がどう思っているのかは分からないのですが、様々な事情があって、最後まで一緒にいられない飼い主さんもいる中で、こうして長生きしてくれているのだから、幸せなことなのかもしれません。

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