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ひとりぼっちの金魚。

今日は仕事中、久々に気持ちが落ちてしまって、少々辛かったです。

普段私がしている仕事を後輩がやることになったのですが、その後輩の嬉しそうな様子と、絶えず聞こえてくるはしゃぎ声に何だか苛立ちを覚えて、つまらないことが引っかかる己の心の狭さに何だか惨めな気持ちになりました。

ついつい近くにいた姉御に、「後輩はあんなに嬉しそうだけど、私には喜びがない。仕事にやりがいを感じないし、自分がいなくても世界は回るし、必要とされている人がうらやましい。何かに熱中できる人がうらやましいです」とこぼしてしまいました。

姉御は、「誰だってそうだよ。でも自分でモチベーションをあげて、何とかやっているんだよ。仕事をするのは生活していく上で必要なことだから」と言いました。

姉御の言葉に、仕事にやりがいを求めては駄目だったのだと改めて思いつつも、それでもやりたかった仕事をすることが出来て喜ぶ後輩をみていると、何とも言えない後味の悪さが残りました。

ここ最近体調はイマイチで、朝目が覚めた側から疲労感を感じるし、疲れが抜けないからか?連日10時間近く寝ています。

ペットロスが尾を引いてるのか?

もしかしたら自覚している以上に、疲弊しているのかもしれません。

たぶん職場での些細なことに気持ちがぐらつくのは、そのせいなのかもしれません。

心療内科の通院ペースも、ペットロスと言われてから3週間が2週間になってしまって、無理が出来ないのかな?とも思います。

カウンセリングも認知療法を教わっているのですが、ここの所少し脱線気味で、子供の頃辛かった出来事を思い出すようになりました。

カウンセラーさんには、もしかしたら社会不安障害だったのではないか?と聞かれたのですが、もしかしたらそうなのかもしれません。

カウンセリングを受けていて、思い出したことは、子供の頃常にこうでなければいけない自分と、そうなれない自分がいて、いつも駄目な自分を卑下していたと言うことです。

それは今も消えないのですが…

小学校四年生の頃、担任の先生が言っていた言葉で、忘れられないものがあります。

それは1匹だけ群れからはぐれてる金魚は、駄目な金魚だと言うものです。

金魚のような群れを作る小魚は、群れから外れているものはカタワで、不完全なものだという意味です。

当時父に連れて行って貰った金魚の釣り堀で、群れからはぐれて力なく隅っこを泳いでいた弱々しい金魚を思い浮かべていました。

でも本当はそれだけではなくて、先生はこうも言いました。

腐ったみかんは、他のみかんも駄目にすると。

子供だった私にも何となく先生が何を言いたかったのか、分かりました。

当時から集団にとけ込むことが出来ず、特定の友達としか話すことも出来なかった私は、先生が言うところの群れからはぐれた金魚だったのです。

人間は集団で社会生活を送る生き物だから、その人の輪に入れない人間はカタワで、人間としてどこか欠陥がある。

先生がそうはっきりと言葉にしたかどうかまでは分からないのですが、このころから私は自分がどこか人間として大切な何かが欠けていて、だから集団にとけ込めないのだと思うようになりました。

小学校五年生になると、クラスのリーダー的な存在の同級生に、「何故みんなと仲良くできないの?」と責められて、いっそう私は自分が悪いのだと思うようになりました。

中学に上がり、担任の教師のいじめの的になった時も、「何故みんなと仲良くできない?」という言葉を繰り返されるたびに、みんなと仲良くしなければならない、でも臆病な自分には出来ない。その葛藤の繰り返しで、集団にとけ込めない自分は欠陥があるのだと、そう思っていました。

高校生になっても私が周囲ととけ込む事はなく、誰とでも気軽に会話をして、友達の多い同級生がうらやましくて仕方がありませんでした。

自分に無理をして集団に入ろうともしましたが、やっぱり辛くて、いつも自分の殻に逃げ込んでしまうのです。

こんな私が何とか駄目な自分と折り合いを付けられるようになったのは、その当時知った外向型と内向型という性格の違いと、内向型でも良いのだと言うことを知ったからでした。

世間一般にもてはやされる外向型の人間には生まれなかったけれど、内向型だって大切な個性の一つで、それはそれでよいのだと、気が付くまで10年以上かかりました。

自分の性格は仕方がないと分かっても、それでも今も「何故みんなと仲良く出来ないの?」という言葉と、集団にとけ込めない人間は、欠陥があるのだという言葉が消えなくて、今でも時々無性にどうにもならない虚しさを感じてしまうのです。

子供の頃の記憶との対峙は、避けられないものなのかもしれません。

次回通院日には、担当医師に社会不安障害についても、尋ねてみようかと、そう思っています。

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