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イス取りゲーム。

昨日今日とせっかくリフレックス増量の効果が出て、少しは気持ちも安定してきたと思っていたのですが、一昨日の上司の一言でがっかりし、昨日とどめを刺されてしまいました。

職場では毎年今ぐらいの時期になると、評価査定が行われているのですが、今のボンクラ上司になってから、まともな面談も行われず、「コピーした方が早いんじゃないの?」と思うような、評価書類の丸写しを命じられます。

前回の評価査定の時は、部署内でまともに面談を受けたのは問題児の先輩と、直前にボンクラ上司と言い争いをした私の二人だけでした。

その時他の人に聞いたところ、誰も面談を受けていないと言うことが判明し、どうやら問題のある人物だけ面談させられたのだと分かりました。

それもそれで面白くなかったのですが…ちなみに面談内容も、先輩の態度一つで私の仕事も変わるような話しで、嫌な気分になった物でした。

あれから半年がたって、後期の評価査定が始まったわけですが、私はどうせ面談もまともにやらないだろうと分かっていたので、書類も上司が指示したとおり丸写しにして、さっさと提出しました。

一昨日になってボンクラ上司に評価査定の書類について声がかかり、はんこでも押し忘れたかと思って尋ねると、何を思ったのか?急にその場で私の評価の内容について話し出しました。

「商品の製造以外は評価しておきました」

そう言われて、「あぁやっぱりな。この人は私を接客以外の仕事に回す気がないんだな」と思いました。

前回の書類を丸写しにした時も、上司の付けた評価が、商品の製造についての項目だけ、異常に数字が低かったからです。

がっかりはしたけど、もう諦めがついていたので、その時はそれ以上何も思いませんでした。

ところがです。

翌日出社すると、その日に限って商品の製造の仕事が割り振られていました。

一瞬前日の事が思い出されて、嫌な気分になり、姉御から仕事を引き継いだのですが、毎日商品を製造している姉御は、私がもたもたしているように見えたのか、あれやこれや指示してきました。

何だかそんな姉御の姿を見ていたら、怒りがわいてきて、

「私はこの仕事、一ヶ月に一回しかやらないんですよね」

と、暗に毎日同じ仕事をしている貴方のようには出来ないとほのめかしました。

一瞬怪訝な顔を姉御がしたので、「評価のこと、姉御は上司から聞きましたか?」と尋ねました。

案の定「何も知らない」と言われたので、頭に来て「私は上司から評価の話しをされました。商品の製造以外は評価しましたって、言われたんです。商品の製造以外は評価したって事は、裏を返せば商品の製造は評価しないって事ですよね?私は一ヶ月に一回二回しか商品の製造はやらせてもらっていないんです。それで評価なんて出来ますか?ふざけんなっこの野郎!って思いましたよ」

姉御は目に見えて動揺していました。自分でも完全に八つ当たりだとは分かっていましたが、あれやこれや仕事を指示されるのが腹立たしくて、評価されない仕事に回された苛立ちと、毎日やらせて貰えている姉御に対する嫉妬のような気持ちが入り交じってのことでした。

結局一日中腹立たしくて、怒りが引けば虚しくなり、また思い出すと悔しさが募る。

自分でもボンクラ上司は人の気持ちの理解できない人間だと分かってはいるのですが、ぶつけようのない気持ちが沸いてきて、仕方がないのです。

私だって本当は接客なんてしたくない。裏方の製造に回りたいといつも思っているのに、現状が許さない。だから仕方が無く、仕事として割り切ろうと思っているのに。

それなのに、評価しないだなんて言われたら、腹が立って当然だと思いたいのです。

悔し紛れに思い浮かんだのは、イス取りゲームでした。

一つしかないイスを数人で奪い合う。それが私の職場の仕事みたいで、滑稽で仕方がないのです。

今はもう辞めてしまって連絡も取れない友人が、昔言い残したことが思い出されます。

「まるで女王様争い決定戦だよね。おかしいよね、みんな自分が一番だと思ってる」

一つの仕事を巡って、みんなが私こそが一番だと主張して、譲らない。

それがおかしいと、友人はよく言っていました。

本当にな…その通りだよ。誰がやったって、大差ないのに、我こそが一番だと思ってる。

友人が辞めてもう何年もたつのに、職場は今も変わりません。

私こそが一番だと主張して、一つしかないイスを奪い合うのか?

何だかそれも馬鹿らしくて、結局黙っていると、気が付くと望まない仕事にばかり割り振られています。

激しく自己主張して、周囲を押しのけないと、先輩みたいに望んだ仕事に就けないなんて、おかしすぎて滑稽でしかありません。

やっぱり上司がボンクラだから、こんなにもやる気が萎えるんだろうな…

さっさとイス取りゲームを諦めた友人の方が賢かったのでしょうか?

憂鬱な気分のまま、そんなことを考えてしまいました。

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