« ええ加減にせいやぁっ!! | トップページ | 他人を見下す奴。 »

どうして学校に行かなくてはいけないんだろう?

小学生の女の子が、自ら命を絶ってしまったというニュースを聞いた時、どれだけ辛かったんだろうと、悲しい気持ちになりました。

ご両親はイジメが原因ではないかと話しているそうですが、私が見かけた記事でも、学校の給食の時間、みんながグループを作って食べている時、この子はひとりぼっちで毎日食べていたそうです。

当たり前のような日常の一コマでしかないのかもしれませんが、どれだけ給食の時間が辛かったか、想像に難しいことではありません。

大人だって職場で同じような目にあったら、傷つくでしょう。

私も子供の頃、いつも独りぼっちだったので、この子の気持ちが痛いほど分かります。

学校行事で好きな子とグループを作る時が、一番嫌いでした。

だって私には一緒にグループに入ってくれる人がいなかったのです。

今でも中学生の時、修学旅行の斑を決めた時のことが忘れられません。

私はクラスで余ってしまって、どこの斑にも入れなかった上に、仕方が無く先生が人数合わせで入れた斑の子達にも、露骨に嫌な顔をされて、修学旅行もまるで苦行のようでした。

きっと亡くなってしまったこの女の子も、毎日毎日学校に通うことが、辛かったんだろうなと思います。

大人になった今では、自分の意志で仕事でも学校でも辞めることが出来るという選択肢が与えられたお陰で、多少の困難にも立ち向かっていけるようになりました。

終わりがない苦痛ほど、苦しいものはありません。

いつかは終わるからこそ、耐えられるのです。

小学校という義務教育の段階では、自分の意志で学校を辞めることは出来ないし、親御さんだって我が子には普通であって欲しいと願ったはずです。

でも頑張ってもどうしても普通になれない人だっているんです。

普通という名前の規範から外れてしまったら、毎日がとても生きづらくなります。

もっと大きくなれば世界は変わるのにと、ある意味正論を説く人もいたでしょう。

でも小学生の子供には、毎日の学校こそが世界の全てであり、そこ以外の世界なんて存在しないのです。

私は辛かった時、ただ時間が過ぎることだけを考えていました。

毎日学校に行くと「後何時間で家に帰れる」と、時計ばかり眺めていました。

辛くて、辛くて、時間が過ぎることだけを願っていた私が、それでも大人になれたのは、逃げることを覚えたからかもしれません。

中学生の頃、担任の教師からのイジメに苦しんだ時、頑張って頑張って耐えましたが、最後は登校拒否という方法で、その場から逃れることが出来ました。

もちろん両親には多大な迷惑をかけましたが、どんなに取り繕っても、もう普通の子供にはなれなかったのです。

逃げることは悪いことだとか、卑怯だと言う人もいるかもしれません。

でも何を言われたって言い。今生きていられるのは、逃げることが出来たからなのですから。

亡くなった女の子は、きっと真面目でがんばりやさんだったんでしょうね。

逃げるという選択肢があることも、知らなかったんだろうと思います。

義務教育が終わるまで、4年間。

後四年虐められ続けると考えたら、もう持ちこたえることが出来なかったのだと思います。

子供の一日は、大人が考える以上に長いのです。

一年365日。これが後四年も続くなんて、未来永劫終わりのない苦しみでしかなかったのだと思います。

どうして学校に行かなくてはいけないのだろう?

学校なんて、百年も前は無かっただろうに。

義務教育で、全ての人に平等の権利を与えたなら、自分の意志で環境を変える権利も与えてくれたって良いのに。

学校に行かなくたって、勉強が出来る場所があればいいのに。

そう思います。

集団で学ぶことでしか得られない事も多いと思うけれど、全ての人が集団で生きられるワケじゃない。

学校というザルから、こぼれ落ちた人はどうしたらよいのか?

クラスに馴染めない子供達を救う場所があったって、良いと思う。

そんなことを、取り留めもなく考えてしまいました。

|

« ええ加減にせいやぁっ!! | トップページ | 他人を見下す奴。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ええ加減にせいやぁっ!! | トップページ | 他人を見下す奴。 »