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歯痛にまつわるエトセトラ。

左上奥歯とその隣の親知らずの鈍痛に耐えかねて、歯医者さんを訪れて三日経ちました。

現在は抗生物質のクラリスちゃん(クラリシッド)が効いているのか、時々疼くような突っ張り感はありますが、鈍痛で何度も目が覚めた先日のことを思えば、大分楽になってきました。

…そして当然来ると分かってはいましたが、メンタルの方は下降線を辿っております。

正直ちょっと気分は凹み気味、些細なことでイライラしたり、落ち込んだり、抗生物質飲むと決まって気持ちが落ちることは分かっていたのですが、クラリスちゃんを飲むのは明日でひとまず終了なので、この落ち込みもおそらく明日が過ぎれば徐々に回復するのではないか?と言う気がしています。

実際抗生物質と精神の状態に、どんな因果関係があるのか?素人の私には分かるはずもないのですが、何となく経験則として、自分の実体験としては、抗うつ薬の効果を弱らせるか、それと同等の気分の波をもたらす物の様な気がしています。

この私の歯痛の歴史は、実は10年以上前まで遡ることになるのですが、今日は自分の中のわだかまりも含めて、一度振り返ってみようと思いました。

私が現在の歯痛に悩むきっかけになったのは、社会人になったばかりの頃、初めて勤めた会社での日々が引き金だったような気がします。

その会社はハウスメーカーだったので、朝の7時半から、酷い時は深夜11時半頃まで、一日の大半は会社という生活をしていました。

早朝から夜まで働いていたせいか、何時の頃からか夕方になると歯が痛み出すようになりました。それが左上の奥歯でした。

ストレスに耐えかねて会社を辞めた後、現在もお世話になっている歯医者さんで、その痛む奥歯の治療をしてもらいました。

この時たしか神経を抜いたと思います。

その後数年は無事に過ぎたのですが、現在勤めている会社に勤めだした頃から、夕方になると決まって左の上の奥歯が重くなり始めました。

はじめは我慢していたのですが(毎日のように夕方になると歯が重くなるので、そんなものだと思っていたのです)、段々歯の痛みがこめかみを脈打つような頭痛に代わるようになり、酷い時には翌日の朝まで響くようになりました。

それでもまだバファリンを飲めばある程度抑えられたのと、段々学習したというか、どのタイミングまでなら我慢しても大丈夫か?それを越えるとバファリンも効果がないか?と言うのが分かってきたので、薬に頼るのも本当は良くないんだろうな…と思っていたのですが、騙し騙し日々を過ごしてしまいました。

5年くらいそんな感じで過ごしてきて、ある年の年末ついにバファリンも効果がないほどの強烈な痛みがやって来ました。

毎日三回バファリンを飲み続けてもいっこうに痛みは消えず、左頬は熱を持って、目には何だか涙がにじんでくると言う状態になってしまい、原因も分からないまま一週間くらいバファリンを飲み続けました。

歯が痛いという確証は持てなかったのですが、ある時痛みのあまり寝込んでいたら、目が覚めたら何故か痛みが和らいでいました。

寝たら治った?(そんなハズはなかったのですが、今までバファリンばかり30錠以上続けて飲んでいたので、この急な感覚が不思議で仕方がありませんでした)

痛みが何故か落ち着いたので、歯医者さんに行ったところ、レントゲンを撮ったら影が白く映っていて、蓄膿症だと思うから耳鼻科へ行くように言われました。

…えぇ?歯が痛いのに蓄膿症?そんなことあるんかい?

そう思ったのですが、耳鼻科への紹介状も書いてくれると言うので、半信半疑でしたが、地元の総合病院の耳鼻科へ向かいました。

そこで診断されたのは副鼻腔炎(蓄膿症)です。

それから3ヶ月くらいクラリスちゃんのお世話になったのですが、ある程度は良くなったものの、どうしても違和感というか熱感?左頬にどうしても消えない感覚があったので、再度耳鼻科を受診したのですが、耳鼻科の先生ももういい加減治ってる頃だと言わんばかりの態度でした。

あんまり私が何度も通ったせいか、渋々と言った感じだったのですが、簡易CTを撮ってくれて、副鼻腔炎はもうほぼ治っている、小さな炎症が見られるが、これは歯の炎症だから、口腔外科に行ってくださいと言われました。

口腔外科と聞いて、近隣の大きな病院に行かなくてはいけないのか?と思ったのですが、現在もかかっている歯科の先生は、元は隣町の総合病院の口腔外科部長をしていた人だったので、現在の歯科に戻り、耳鼻科での経緯を話して、左上奥歯の歯根治療が始まりました。

半年くらい延々と歯根治療をしてもらったのですが、結局違和感は残ったまま、仮蓋をつけて様子を見ましょうと言うことになりました。

それからまた1年くらい経った頃、左の上の親知らず付近の歯茎が何だかぷっくり腫れてきて、ぽつっと小さな赤い粒のようなふくらみが出来ました。

私の親知らずは上下4本とも歯並びがよくて、かみ合わせにも問題がなかったので、ずっと抜かずにいました。

左の上の親知らず付近の妙な違和感が気になっていたのですが、歯医者さんへ行くほどではないだろうと、そのまま一ヶ月くらい放置していました。それが今年のお正月の頃のことです。

二月に入って、節分の頃、近所の神社にだるまを母と買いに行った時に、たまたま口に入れた飴を噛んだところ、右上の奥歯の銀歯が取れてしまって、仕方がなく歯医者さんへ行きました。

私としては取れた銀歯をもう一度詰めて貰うだけだから、何度も通うことはないなと思っていたのですが、この時左上奥の親知らずの神経が膿んでいて、神経を抜かないといけないと聞かされ、寝耳に水状態でしたが、断る理由もなかったので、神経を抜いて貰いました。

この日はまさか神経を抜かれるとは思っていなかったので、ばっちり仕事が入っていて、麻酔も痛かったけど、その後麻酔が切れた後の痛みが本当に半端なくて、注意力が散漫になってしまい、職場で腕にやけどを負うミスまでやらかしました。(T_T)

もう歯が痛いのか、腕が痛いのか、どっちも痛すぎて、焼きちぎれるような激痛に二三日苦しみました。(T_T)今でも思い出すと泣きたくなるよ…il||li _| ̄|○ il||li

その後八ヶ月にわたり、歯根治療が続きました。

途中何度か旦那さん先生(ここの歯科はご夫婦で歯医者さんなんですよ…)にもういい加減歯を抜きましょう!!と言われて、ちょっと驚いてしまって、前回同じような歯根治療した時は一度も歯を抜こうなんて言わなかったのに、なんで~??と戸惑ってしまい、決められずにいたところ、奥さん先生に旦那さん先生が止められて、気持ちの整理もあるでしょうから…と、抜歯の話しは流れました。

何だか二人の先生の間でも判断が分かれていて、旦那さん先生は抜こうとするし、奥さん先生は抜かなくても…と言う感じで判断が付かなくて、私も何が何でも抜かないといけないと言うほどではないんだろうな…と思ったので、それ以上は何も言いませんでした。

親知らずの歯根治療が始まって半年が経った頃、歯根治療に普通半年以上かけるなんてあり得ないらしいと、何となくネットで調べていて知りました。

いつも根の治療をして貰っているけれど、膿ももう出てないみたいだし、根は綺麗だと歯医者さんは言うけど、私の左上親知らず付近は熱っぽさや重さがずっとあって、この違和感の正体はいったい何なんだろう?と思うようになりました。

ネットで調べていたところ、非定型歯痛という物があるらしいと知りました。

歯が原因ではないけど、痛みを感じるという物で、抗うつ薬が効果があるという物でした。

私自身現在もうつの治療中で、抗うつ薬を飲んでいたので、この歯の違和感の正体はもしかしたら非定型歯痛なのではないか?そう思うようになりました。

ある時たまたま早く歯医者さんに行った時、この疑問を旦那さん先生にぶつけてみました。

私の歯の痛みは非定型歯痛なのでしょうか?と。

答えはそうでないとは断言できないと言ったものでした。

二回尋ねたところ、そんなに心配なら都内の大学病院に紹介状を出してあげるから、行って調べて貰ってはどうか?と旦那さん先生に言われたのですが、わざわざ都内の大学病院まで行く手間をかけるのもどうかと思って、それ以上は何も言いませんでした。

でもこの一件以来、歯医者さんも私が疑ってると思ったのか?

何となく態度が以前よりもよそよそしくなりました。

いつも診てくれた奥さん先生が診てくれなくなり、旦那さん先生ばかりが私の担当になりました。

やっぱり聞かない方が良かったんだろうか?

そう思ったものの、もう仕方がないなと割り切って、歯医者さんへ通いました。

親知らずの治療開始後、八ヶ月が経って、症状も落ち着いてきたし、取りあえず根の治療はいったん終了して様子を見ましょうと言うことになりました。

何かあったらまた来て下さいと言われて、治療終了になったのですが、それから一ヶ月くらいで今度は親知らずの隣の一番はじめに歯根治療した奥歯が、歯肉炎を起こして痛み始めました。

痛みが我慢できなくなって、仕方がなく再度歯医者さんへ行ったところ、丁度旦那さん先生は不在で、奥さん先生に治療して貰いました。

二回目の治療の時、丁度旦那さん先生がいて、何だかものすごく機嫌が悪いのが伝わってきました。

診察台の上で待っていると、何となく小声で、私の名前をひそひそ話しているのが聞こえてきて、何だろう…歓迎されていないのが分かりました。

愛想がないというか、他の患者さんに対しての態度と、明らかに違うのです。

この旦那さん先生、元々地元ではかなり大きい総合病院の口腔外科部長もしていたし、自分の腕に凄く自信がある人なのですが、感情の波が激しい人で、機嫌が悪いと声のトーンが下がり、言い方もきつくなるし、態度が明らかに代わって、診察室内の空気も凍るのです。

以前も電話で他の歯科にかかったが具合が良くないので、診て貰えないかという患者さんが来た時に、ものすごい剣幕で怒って、嫌そうな態度を示していたので、期限の良し悪しが表に出るタイプの人だと分かっていました。

だからこそ、私が行った時に、診察室が凍り付いていたので、あぁきっと私には来て欲しくないんだなと、分かりました。

招かれざる客と言う言葉がピッタリかもしれません。

八ヶ月もの長きにわたって散々治療したんだから、文句言うなよと言いたいんだろうなと、そんな感じがしました。

そんなこともあって、そのあとまた左の上の親知らず付近が熱を持ってきた時に、あれだけ治療したんだからもう歯のハズはないだろう、これは副鼻腔炎のハズだと、そう思いました。

だからこそ耳鼻科に行ったのですが、その耳鼻科(前回治療して貰った耳鼻科とは違う病院を選びました。セカンドオピニオンじゃないけど、違う病院で診て貰った方がよい気がしたのです)でもレントゲンを撮るなり、歯が原因だと言われてしまい愕然としました。

…一体どういう事なんだよっ!!(T_T)あり得ないでしょ?

本当は心のどこかで、自分の気のせいなんじゃないか?と言う不安が常にありました。

歯はあれだけ長いこと治療して貰ったし、心療内科の先生に歯の話しをしたところ、本当に炎症があるのかもしれませんね…とは言うものの、うつになると痛みに敏感になるから、普段は感じないような痛みでも、感じることがあるんですよと、説明を受けていたので、もしかしたら私の気にしすぎで、うつから来る痛みなんだろうか?とずっと思っていました。

だからこそはっきりさせたくて、耳鼻科へ行ったのです。

耳鼻科で異常が見付からなかったら、きっとうつが原因なんだと、そう思いました。

でも実際は耳鼻科でもはっきりレントゲンに影が映っていて、素人の私が見ても異常が分かりました。

歯が原因だなんて…そう思うと何だか途方に暮れました。

一体どうしたらよいのか?

歯根治療をもう一度、マイクロスコープがあるという歯科で受けようかと思いました。

でも調べてみたら、マイクロスコープは自費で保険がきかないらしく、歯根治療も再度するとなると、成功率が低いと言うことが分かりました。

そもそも歯根治療自体成功率が50%~80%とバラツキがある物らしく、実は難しい物なのだと知りました。

歯根治療で悩んでいる人は沢山いるのだと、知った時、何とも言えない気分になりました。

そんなに成功率が低い物だとは知らなかったし、知っていたと来ても治療を受ける以外方法はなかったのだと分かってはいます。

やはり耳鼻科でも進められた抜歯しか道はないんだなと、そう腹を括りました。

でもいざ抜歯をするとしても、前回歯医者さんへ行った時のあの旦那さん先生の態度を思ったら、行くのも迷いました。

いっそのことどこか他の歯科へ行ってみようかとも思ったのですが、これまでの長い経緯を説明する自信もなかったし、自分がうつだという引け目もあって、新しい医療機関にかかる時に提出する自分の病歴とか、薬の名前を書く事を思ったら、何だか新しい歯科を探す勇気がもてませんでした。

今月に入って、疲労から急に肌荒れが酷くなり、そうかと思ったら酷い頭痛に襲われ、ようやく頭痛が一段落したら、左上の親知らず付近が痛み出しました。

夜も痛みのあまり何度も目が覚める有様で、もうこれは限界だと思い、歯医者さんへ電話しました。

予約の段階で私が招かれざる客なら、断ってくれればいいのに…

どこかでそう思っていました。

この日に限って温厚な奥さん先生が電話に出て、穏やかに話してくれたので、安心して予約を取りました。

でもいざ歯医者さんへ行ってみると、受付の時からなにやら不穏な空気が漂っていました。

電話で耳鼻科で歯を治療するように言われたと話しておいたのですが、歯科助手のおばさんにもう一度同じ説明を求められ、答えたところ、診察室の中から旦那さん先生が不機嫌そうに私の名前を聞いてなにやら言ってるのが聞こえました。

…そのピリピリした空気は歯科助手のおばさんも少し怯えているように見えました。

…やっぱり来るんじゃなかったかも…あぁ、もう家に帰りたい。

別に私は何も悪いことはしていないのだから、帰る理由もないのですが、何だか凄くいたたまれなくて、辛い待ち時間でした。

旦那さん先生は「また来たの?」と言わんばかりの態度で、私が自分のした歯根治療にケチを付けに来たと思ったのか?そんな不穏な空気がダダ漏れでした。

なまじ腕に自信があるせいなのか?私に限らず他の患者さんに対してもそう言う時があるのは知っていましたが、この時妙に冷静に、「この先生、一応客商売なんだから、嫌なお客さんにだって愛想良くしないといけないのに、そんなことも出来ない人なんだな…」と、普段の自分の仕事に置き換えて思ってしまいました。

私だって嫌なお客さんいるけど、一応仕事だから最低限のことはするし、こんな風に態度で不機嫌を表現したりはしないのに。

そんなに嫌なら私のこと追い出してくれればいいのに。

そんな事をずっと考えていました。

その後レントゲンを撮ったところ、白い影が映っており、頬も腫れていたせいか、私がケチを付けに来たのではないと分かったらしく、機嫌も直ったようでした。

母にこの時のことを話したところ、何を気にする必要があるのか?お客さんなんだから、もっと堂々としていればよいと、逆にたしなめられましたが…

そんなこともあって、私の中ではわだかまりが疼いている状態です。

同じ歯を抜くなら、気持ちよく対応してくれるところに行くべきだったのか?

そんなことも考えてしまうし、私自身にうつのことや非定型歯痛の事を聞いたことなど、引け目があるから、ことさら相手の態度に過敏に反応してしまうのかと、そんなことも思ったりします。

この時旦那さん先生の説明では、歯の根の部分自体は、治療終了時と変化はなく、副鼻腔が腫れている事だけでした。

歯に変化はないと歯医者さんは言うのに、耳鼻科では歯のせいだと言われてしまい、一体何なんだよっ!と言う気がします。

次回歯医者さんへ行くクリスマスの日は、親知らずの抜歯が待っています。

また旦那さん先生が不機嫌だったら、もう気が滅入るからいい加減他の歯医者さん行こうか…

そうも思うのですが、もしかしたら普通かもしれないし、何だかこういう他人の機嫌に振り回される自分が嫌になりそうです。

親知らずを抜けば、解決するのだろうか?

気持ちがめいっているのかな?と言う気がして、何ともやりきれない気分です。

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