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思いやりがなさすぎる。

韓国岳で行方不明になってしまった小学生の男の子のニュースがずっと気になっていて、捜索も虚しく亡くなってしまったのだと知った時は、少しショックでした。

このニュースに関して、思うところのある人達は大勢いるようで、私も登録しているSNSサイトの、このニュースに関する日記は、男の子の死を悲しみ、家族の心痛を思って同情的な日記もあれば、親の責任や山登りに対しての認識の甘さを責める日記もありました。

最近では日記に対して、反論する日記や、暴言を叩くコメントも増えてきて、何だかなぁ…と言う感じがします。

男の子が亡くなってしまったのは、事故であり、不幸な偶然が重なり合ってのことで、とても気の毒です。

ご両親にしても、一生忘れられない思い十字架を背負うことになっただろうし、悔やんでも悔やみきれないだろうと思います。

自分の責任や、過ちを誰よりも重く受け止めているのは、その当事者達だけで、外野が何を言ったところで、他人の不幸は蜜の味でしかないような気がします。

確かに、亡くなった男の子は軽率だったのかもしれません。でもそれは幼さ故のことであって、もしかしたら道に迷ったり、崖で怪我をするなどのアクシデントは、この子に限らず運が良かっただけで事なきを得た同じような子供達もたくさんいたのかもしれません。

親の責任を追及して、責める意見も数多くあるのですが…

この男の子のご両親は、確かに見通しが甘く、油断していたのだと思います。でもだからといってこの両親を責める人達は、自分の子供をきちんと言い聞かせているのかどうかは、とても疑問です。

私の職場にも、幼稚園児から小学生低学年の、目を離せない子供を連れた若い母親や、祖父母が買い物にやってきます。

袋詰めされず、裸のまま陳列販売されている食品を前にして、たいていの子供達は手を伸ばして、触ってみたくて、うずうずしてます。

子供は好奇心の固まりのようなもので、触るのが当たり前なのだから、本来こういった販売形態を取るお店に連れて来た以上は、親が責任を持って監督する義務があると思います。

ところがたいていのお客さんは子供は放置状態、触りそうになると大声で怒鳴りつけたり、お店の人に怒られるよなんて、責任転嫁する始末。

店員の私たちが、ハラハラしながら子供の様子を伺っていて、案の定商品に手を出して、駄目にしてしまっても、親は弁償する気もないし、むしろ当然のように片づけてくれと要求してきます。

お客様は神様で、買ってあげてるのだから、当然。気分良くさせて貰って、当たり前、とでも言うのでしょうか?

本当にこんなモラルもマナーも思いやりもない親御さんが大勢います。

子供から目を離してしまい、結果としてその子を亡くしてしまった親御さんを責めている人達の中には、きっと私の職場に来る困った親御さんと同じような人達が、たくさんいるはずです。

相手の落ち度につけ込んで、一方的に叩きまくる風潮は、何だか本当に殺伐としていて、やるせない気分になります。

確かに亡くなった男の子にも、ご両親にも、落ち度があり、責められても仕方がない部分もあるでしょう。

同情的な見方もあるし、自覚の足りなさや、甘さを指摘する厳しい見方があっても、良いと思います。

でもそれはそれ、考え方は人それぞれなのだから、別の見方や意見があっても、良いと思うのです。

いろんな意見や考え方があって、どれが正解で絶対に正しいとは言い切れないのだから、自分とは異なる意見や考え方だからと言って、ことさら責め立てて、叩いてみたり、正義を盾に過ちを犯した人を、鬼の首を取ったみたいに責め立てても、仕方がないと思うのです。

思いやりがなさすぎるよ…

捜索にかかった費用が、税金から支払われるからと言って、遭難した人を責める人もいますが、それはお門違いのような気がします。

公務員の給料は税金から出ているのだから、税金払ってる自分が食わしてやってるのだと言ってるようなもので、お金の財源がどこであれ、捜索に加わった人はそれが仕事だからであり、それは普通のサラリーマンが仕事をしてるのと同じ事です。

声高に叩いている人だって、いつ自分が遭難して、救助されるか?分からないのだから、もう少し優しさがあっても良いのになぁ…と思います。

結局の所、相手を思いやる気持ちが足りなくなってしまっているのだと思います。

落ち度は確かにあったけれど、だからといって責め立てても、仕方がないのです。

もう少しみんな優しくなればいいのになぁ…

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親の縁は…

たまたま付けていたテレビのニュース番組のコーナーで、未婚の子供達のために親がお見合いをする…という話題が取り上げられていました。

以前も何度かテレビで取り上げられていた話題だったのですが、今回はそのお見合い会場の様子を、一組の親子の奮闘ぶりを密着しながら紹介すると言った感じでした。

親子の奮闘と言っても、実際奮闘しているのはお母さんだけで、息子さんはやる気がなさそうでした。

…分かるなぁ……

気合いが入りまくってる親に対して、冷めている子供という図式は、まさに我が家と同じです。

自分のことなのに、他人事のような息子と、他人事なのに、自分のことのような母親。

このギャップの差が、親子の差なのかな?

番組の中では、子供世代に当たる若者に結婚について街頭インタビューする場面もあって、その中で若い女性が答えていた、

「結婚したからって、幸せになれるわけじゃない」

と言う部分には、私だけではなく、一緒に番組を見ていた我が家の母上まで頷いていました。

結婚したって幸せになれるわけじゃないなら、なぜ結婚しろと言うのか?

矛盾しているようなのですが、我が家の母上曰く、一人になったら寂しいから。

我が家の前に花嫁、花婿募集中って看板たてようかしら~♪なんて、母は言っていましたが…(おいおいっ)

結婚相談所だと思われるよと、突っ込み入れておきました。

結婚すると言うことは、親世代にしてみたら、子供を一人前に育て上げた、まさに子育ての総仕上げなのかもしれません。

でも子供から言わせてもらえば、今の生活を捨てるぐらいの気合が必要で、そこまでして結婚したいと思わないのだから、諦めてくれよ~と言うのが本音です。

親はいずれいなくなる、だから一人にならないように家族を作れと、我が家の両親は思っているようなのですが…

こればかりはね……

何だか他人事とは思えないニュースでした。(ちなみにこのお見合い「親の縁は、子の縁」というのだそうです)

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